
2005年4月の文部科学省の調べによれば、海外に滞在している義務教育年齢の日本人は55,566人に上ります。その教育環境は、日本人学校(あるいは日系の私立校)、国際学校、現地の学校の3つに大別できます。
とりわけ上海においては、日本人学校に通うケースが圧倒的に多いのが特徴です。帰国後の進路を視野に入れ、学習塾や通信教育を利用する子供も少なくありません。最近では、外国人教育環境の整備に伴い、学校選びの選択肢も広がっています。そのため、早期外国語教育を目的に国際学校や現地の学校を選ぶケースもあります。
準備に際しては、とにかく現地の教育環境の情報を集めることが第一です。日本にも支援団体があるので、利用するのもいいでしょう。

1)日本人学校・日系学校
上海日本人学校は小中学部を併設しており、2006年11月現在で生徒数2,387人を誇る世界でも有数のマンモス校です。教育は、日本の学習指導要領に準じて行われています。2006年4月には新キャンパスを開校するなど、生徒数は増加の一途をたどっています。
日系の幼稚園も複数あり、日本語と日本文化を身につけると同時に、国際感覚を育む教育に力を入れています。
2)国際学校
アメリカ系、イギリス系、シンガポール系など、幼稚園から高校まで多くの国際学校があり、カリキュラムや教育方針も様々です。
英語を基礎言語としているため、学校とのやりとりの際など、保護者にも英語能力が望まれます。
3)現地の学校
上海現地の学校でも、外国人を受け入れているところは、レベルの高い教育環境が整っていることが多いようです。
ただし、中国語、英語、日本語と3言語を学習する場合、子供の混乱も起きやすいので慎重に考慮しましょう。
※入学や編入の手続きは、学校によって異なります。事前に学校情報を集め、日本での在学/卒業証明や、健康診断書などの必要書類を準備しておきましょう。



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